計算方法と根拠
年利と月利の換算
年利を 12 で割ると月利、月利に 12 をかけると年利になります。たとえば年利 15% は月利 1.25%、月利 1.5% は年利 18% です。
実効年率とは
月ごとに利息が元本に組み入れられる(複利)場合、1 年間に実際に増える(かかる)割合は、年利よりやや大きくなります。実効年率 = (1 + 月利)の12乗 − 1。月利は小数(1.25% なら 0.0125)で計算します。
「実質年率」との違い
貸金業などで表示される「実質年率」は、利息のほかに手数料などを含めて年率にした数字を指す場合があります。本サイトの実効年率は、利率の複利換算だけで、手数料や保証料は含みません。契約の実質年率は契約書や金融機関の表示で確認してください。
表の見方
月ごとの元利合計の表は、毎月の利息を元本に組み入れて 12 か月たったときの元利合計までを示します。12 か月後の元利合計から元本を引くと、月ごとに複利にした場合の 1 年間の利息になります。
使っている式
| 名前 | やっていること | 式 |
|---|---|---|
| 月利 | 年利を入力したときは年利 ÷ 12、月利を入力したときはその値です。 | monthlyRate = if(kind == 1, rate / 12, rate) |
| 年利(月利×12) | 月利を入力したときは月利 × 12、年利を入力したときはその値です。 | nominal = if(kind == 1, rate, rate * 12) |
| 月利で12か月複利にした倍率 | (1 + 月利)の12乗です。1年間に元利合計が何倍になるかを表します。 | g12 = pow(1 + monthlyRate / 100, 12) |
| 元本(円) | 入力した元本(万円)を円に直します。 | pYen = principal * 10000 |
| 実効年率(結果) | (1 + 月利)の12乗 − 1 を%で表した、1年間に実際に増える(かかる)割合です。 | (g12 - 1) * 100 |
| 月利(結果) | 1 か月あたりの利率です。年利を 12 で割った値です。 | monthlyRate |
| 年利(月利×12)(結果) | 月利を 12 倍にした、単純な年利です。 | nominal |
| 実効年率と年利の差(結果) | 実効年率から年利を引いた差(ポイント)です。 | (g12 - 1) * 100 - nominal |
| 1年間の利息(年利で単純計算)(結果) | 元本 × 年利です。 | pYen * nominal / 100 |
| 1年間の利息(月ごとに複利)(結果) | 元本 ×(実効年率)です。毎月、利息にも利息が付く場合の1年後の利息です。 | pYen * (g12 - 1) |
期ごとの繰り返し計算
月ごとの元利合計(月ごとに複利)
毎月、その時点の元利合計に月利をかけた利息が付くものとして、12 か月の推移を示した表です。
- 最初の bal =
pYen - その月の利息 =
bal * monthlyRate / 100 - 月末の元利合計 =
bal + itr - 次の期に渡す bal =
endBal
期の数 = 12。
式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。
設定値(定数)と出典
この計算では、税率や料金表などの外部の設定値は使っていません。数学的な定義の式だけで計算しています。
入力できる範囲
| 項目 | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| 入力する利率の種類 | 年利 / 月利 | 年利 |
| 利率 | 0〜60% | 15% |
| 元本(借入額・預入額) | 1〜10,000万円 | 100万円 |
結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。
ご利用にあたって
- 計算結果は入力した利率にもとづく概算で、実際の契約の金利や返済額を保証するものではありません。
- 本サイトの実効年率は、利率を月ごとに複利で年換算しただけの値です。手数料・保証料・返済方式(元利均等など)による違いは含みません。契約上の実質年率とは異なる場合があります。
- 本サイトは特定の金融商品の勧誘や、借入・運用のアドバイスを行うものではありません。